インスタ世界観を作る10日間チャレンジ DAY2 ~ あなたのお客様の行動の軌跡=「導線」を設計する ~

こんにちは。

メンタル美顔・川本貴子です。

 

本日も、

「インスタ世界観を作る10日間チャレンジ」

の旅を続けたいと思います。

 

前回は、以下のようなお話をしました。

  • よくある勘違い
  • 世界観を考える前に
  • お手本の見つけ方
  • 非公開アカウント(通称・鍵アカ)について

⇒ 前回はこちら

 

そして、

課題もお渡ししています。

 

お手本、

見つかりましたか?

 

もし、

まだ前回の課題が終わっていなければ、

ぜひ今回の課題とあわせて

やっておいてください。

 

課題が終わっていて、

あなたが「お手本」のInstagramアカウントを

見つけているなら。

 

それらのアカウントを、

あなたが「良い」と思ったということは、

そこには何らか

「あなたの心に響く何か」

があったということです。

 

あなたが「良い」と思ったように、

今度は、

あなたが「良い」と思ってもらい、

あなたの集客に結びついたり、

ファン化が進む、

あなたのInstagramアカウントを

創っていきましょう。

 

では、

今回の内容を始めていきましょう♪

今回の内容(目次)

【ワークシート】

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インスタチャレンジDAY2

集客において、もっとも重要なこと

いよいよ、今回から、

あなたのInstagramアカウントづくりを

始めていきます。

 

ですが!

 

ご期待に反して申し訳ないのですが、

まだ、

実際のアカウント作成には手を付けません。

 

その前に大事なことがあるからです。

 

この「大事なこと」は、

Instagramにかぎらず、

ほかの集客やマーケティングのやり方にも

通じることです。

 

それが、

「導線の設計」

なんです。

 

あなたのサロンでは、

お客様の導線の設計をしていますか?

 

「え?導線??それって、なんですか、川本さん??」

という声が聞こえてきそうです。

 

「導線」

というのは、一言でいうと、

「お客様の道のり」

です。

 

あなたのInstagramを見つけた、

あなたの見込み客が、

あなたのフォロワーになって、

最終的には、あなたの施術や、

もしくはあなたの商品やサービスに申し込む。

 

その

「道のり」

のことです。

(✏目次に戻る)

導線の設計とは

「導線の設計」

 

これは、

売れているサロンやセラピストなら、

必ず、やっていることです。

 

逆に言うと、

「導線の設計」ができていないと、

どれだけInstagramをがんばっても、

売上にはつながりません。

 

あなたの将来的なお客様、

すなわち見込み客は、

残念ながら、いきなり、

あなたの商品やサービスを購入してくださることは、

ほぼ間違いなく、ないからです。

 

あなたの(未来の)お客様は、

通常、

「発見し、興味を持ち、ファンになり、申し込む」

という

「道のり」

をたどります。

 

集客やマーケティングにおいて、

この「道のり」を、

お客様まかせにしてはいけません。

 

こちらで「用意」してあげる必要があります。

 

お客様まかせにすると、

「来店/購入してくれるかどうかは運任せ」

になるからです。

 

逆に、

こちらで「用意」できると、

お客様が来てくれる/来てくれないを、

こちらでしっかり把握することができ、

さまざまなマーケティングの工夫を、

実施・検証しやすくなります。

 

具体的に見てみましょう。

 

たとえば、

お客様は次のような導線を

通るかもしれません。

 

  1. あなたの投稿を見る

 ↓

  1. あなたのプロフィールを見る

 ↓

  1. プロフィールに設置されたあなたのLINEの登録リンクからLINEに登録する

 ↓

  1. LINEに設置された予約申込ボタンからサービスを予約する

 

あるいは、

上記3.プロセスとして、

LINEの代わりに、

インスタのDM」機能で直接、

お問い合わせや申し込みを

してくださるかもしれません。

 

こうした、

一連のお客様の「道のり」を想定したら、

今度は、

それぞれのプロセスが、

次のプロセスに進んでもらいやすくなるような

仕掛けをしておく必要があります。

 

たとえば、

前述の1.~4.の導線であれば、

「1.→2.」

に対して、

「プロフィールを見たくなるような投稿」

を作りますし、

「2.→3.」

に対しては、

「LINEに登録したくなるようなプロフィール」

にしておくわけです。

 

この「導線の設計」は、

冒頭でもお伝えした通り、

Instagramに限った話ではありません。

 

どんなSNSのを使っても

設計しておく必要がありますし、

適切な設計ができていれば、

Instagram以外の媒体を使っても

お客様を集めることが

できるようになります。

 

それくらい重要なことなので、

常に意識しておいてください。

 

よくあるのが、

「1.あなたの投稿を見る(=あなたが投稿する)」

をがんばって、

せっかくフォロワーを増やしても、

予約や問い合わせのためのプロセスを

用意していなくて、

なかなか売上につながらない、

というもの。

 

ただ投稿するだけでは、

売上にはつながる可能性が

とても低くなるのです。

 

つまり、

「導線の設計」がなされておらず、

お客様の道のりが途中で途切れてしまっているので、

お客様の行動も途中で途切れてしまう。

 

もったいないですね。

 

それくらい「導線の設計」は重要です。

(✏目次に戻る)

Instagramにおける「導線」の例

それでは、

「導線」

には、どんなものがあるでしょう。

 

代表的なものは、

前述の導線です。

再掲しますね。

  1. あなたの投稿を見る

 ↓

  1. あなたのプロフィールを見る

 ↓

  1. プロフィールに設置されたあなたのLINEの登録リンクからLINEに登録する

 ↓

  1. LINEに設置された予約申込ボタンからサービスを予約する

 

つまり、

売上の直前のプロセスを

「LINE」にするパターンです。

 

ちなみに、

Instagramの場合、

1.~2.までは、

どの導線であっても、

ほぼ同じです。

 

違いは、

3.以降の「売上の直前のプロセス」ですね。

 

LINEも含めて、

おおむね全部で4つのパターンがあります。

(ほかにもパターンがあるかもしれませんが、私が知る限り、うまく機能しているのは以下の4パターンです。)

 

ランディングページ

LINE

DM

電話

 

最終的には、

すべてのパターンで

導線を設計して構築できるとよいです。

 

ですが、

最初はどれか一つから導線を構築していくのが、

結果として、導線設計の近道です。

 

なお、

どのパターンが、

最初の一つとして選ぶのに最適なのかは、

あなたのサロンで提供している

サービスやメニューによって異なります。

 

それぞれ、

特徴やメリット・デメリットをお伝えしますね。

(✏目次に戻る)

「導線」① ランディングページ

ランディングページとは、

 

マーケティング用語で、

よく使われる意味では、

「訪問者に特定のアクションを誘導することに特化したページ」

です。

 

(もともとの意味では、「ウェブサイト上で、訪問者が最初に訪問するページ」のことを指しますが、ここでは前述の意味のほうで説明を進めます。)

 

通称、「LP(エルピー)」です。

 

Instagramのプロフィールに設置できる、

URLの移動先としては、

ランディングページにするのが、

もっとも効果的です。

 

具体例を挙げると、

あなたが、この、

「インスタ世界観を作る10日間チャレンジ」

に申し込んでくれた際に、

申込フォームのあったページがありましたね。

 

あれが、ランディングページです。

参考のため、以下に掲載しておきます。

 

■参考■
「インスタ世界観を作る10日間チャレンジ」申込ページ
※注意※
あなたはすでに申し込みくださっているので、このページからお申し込みはなさらないようにお願いします。

 

 

マーケティングや集客において、

お客様に対して、

私たちがやらないといけないことは、

次の3ステップです。

 

ステップ1:流入

ステップ2:関係構築

ステップ3:セールス

 

「流入」とは、

お客様にこちらに興味を持ってもらうステップです。

 

Instagram等のSNSはもちろん、

広告なんかも、

このステップに該当します。

 

「関係構築」とは、

興味を持ってもらった後、

こちらやこちらのサービスのことを

知ってもらい、

買いたくなってもらうステップです。

 

人によっては、

このステップを、

「価値教育」

と呼ぶこともあります。

 

多くの人にとって、

お金を支払うことは、

ある種の痛みをともなうので、

何かしらの理由や動機がないと、

購入はしてくれません。

 

「なぜ、お客様が、

 あなたの商品やサービスを

 買わなければならないのか」

 

その理由や動機づけを、

お客様に与えていく必要があります。

 

ランディングページは、

この役割を果たします。

 

ほかにも、メルマガや、

それこそInstagramの日々の投稿も、

同じ役割を果たします。

 

ただし、メルマガやSNSの投稿は、

断片的な情報であることが、

ほとんどなので、

「一つの投稿で動機づけする」

というのは、

なかなか難しいです。

 

ランディングページは、

それ1ページで、

動機づけすることができます。

 

一般的に、

商品やサービスの価格が

高額になるほど、

このステップには、

エネルギーと時間を割く必要があります。

 

そして、最後のステップである、

「セールス」

で、商品やサービスを

買ってもらうわけです。

 

セールスも、

さまざまな形で行うことができます。

 

店舗に来てもらったり、

メールや電話で問い合わせてもらったり、

Zoom等のオンラインでおこなったり、

あるいは、

ランディングページ上でも、

おこなうことができます。

 

ちなみに、前のステップである、

「関係構築」

がしっかりできていると、

セールスのステップは、

簡単に済ませることができます。

 

ときには、セールスしなくても、

すでに買う気満々で来てくれることも

ありますね。

 

マーケティングの3ステップである、

 

ステップ1:流入

ステップ2:関係構築

ステップ3:セールス

 

のうち、

2番目と3番目の役割を果たすことができるため、

ランディングページは、

きわめて強力です。

 

もし、あなたがランディングページを用意できるなら、

Instagramの次の導線として、

ランディングページを選ぶとよいです。

 

もし、ランディングページが難しい場合は、

次の「LINE」を選んでください。

(✏目次に戻る)

「導線」② LINE

LINEとは、正確には、

「LINE公式アカウント」

のことを指しています。

 

マーケティングの3ステップである、

 

ステップ1:流入

ステップ2:関係構築

ステップ3:セールス

 

のうち、Instagramの投稿は、

ステップ1にあたります。

 

Instagramで、

あなたに興味を持ってもらったら、

LINE公式アカウントに登録してもらい、

LINE上で関係構築や価値教育を

おこないます。

 

LINEも、Instagram等のSNSと同様、

断片的な情報発信になりがちなので、

性質としては、

ほかのSNSに似ていますが、

関係構築やセールスのための機能が、

さまざま備わっているため、

「ステップ2:関係構築」

に向いたツールです。

 

また、Instagramのフォローよりも、

若干、面倒な手順を踏まないと、

「お友だち」

にはなれません。

そのため、

Instagramのフォロワーより、

能動的な関係性を作りやすいです。

 

LINE公式アカウントを、

導線に持ってくるのは、

ランディングページを使うより、

お手軽ではあります。

 

ランディングページほど、

体系的な情報発信はできませんが、

1対1のチャットができるのも、

LINEの強みです。

 

ランディングページを用意するのが、

難しい場合は、

LINE公式アカウントを、

Instagramの次の導線に持ってくるのは、

選択肢としてアリですね。

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「導線」③DM、④電話

この2つは似ているので、

あわせて説明します。

 

この2つは、いずれも、

こちらから連絡する、というより、

お客様から連絡してくる、

という形になりますから、

3ステップのうち、

「ステップ3:セールス」

寄りの導線です。

 

設置の手軽さで言えば、

DMは、

もともとInstagramに備わっている機能ですし、

電話は、

あなたの携帯電話があれば十分です。

 

ですから、

前出のランディングページやLINEより、

はるかに簡単です。

 

ただし、

「ステップ2:関係構築」

は、日々の投稿でやっていくことになるため、

やや時間がかかる導線と言えるでしょう。

(✏目次に戻る)

「導線」その他

Instagramの次の導線として、

設置できないことはないものとして、

次のものもあるでしょう。

 

メール

・ホームページ

 

これらは、

Instagramには向かないと、

私は考えているので、

あまりオススメはしません。

 

メールは、

まずInstagramから、

メールアプリを起動するのが面倒です。

 

お客様は、ちょっとでも面倒さを感じると、

なかなか行動には移してくれません。

 

そのうえ、

メールで文面を書くのも面倒です。

メールで書くくらいなら、

DMを送ったほうが早いですから、

お客様にとっては、

メールが導線になっていると、

そちらには進んでくれなくなるでしょう。

 

ホームページは、

ランディングページに似ているところがありますが、

ランディングページに比べると、

情報が多すぎるため、

お客様からすると、

次の行動をとりづらいです。

 

また、ランディングページより、

用意するのに手間もコストもかかります。

 

ホームページを導線として選ぶくらいなら、

ランディングページを用意したほうが、

手早いですし、

効果も直接的です。

(✏目次に戻る)

今回の課題

ということで、今回の課題です。

 

今回の課題はこちら。

 

「あなたのInstagramの導線を決める」

 

Instagram上で、

お客様が通る「道のり」は、

次のとおりでした。

 

「発見し、興味を持ち、ファンになり、申し込む」

 

「発見し」

「興味を持ち」

「ファンになり」

までは、

あなたの投稿が作り出します。

 

課題で決める「導線」とは、

「申し込む」

ときのツールをどれにするか、

ということです。

 

4つありましたね。

 

① ランディングページ

② LINE

③ DM

④ 電話

 

いずれを選んでもかまいません。

 

もっとも効果的なのは①ですが、

もっともハードルが高いのも①です。

 

②はその点、手頃ですが、

①よりは効果が出るのに時間がかかります。

 

③④は、設置のハードルはほとんどありません。

けれども、

効果が出るのにもっとも時間がかかります。

 

どれもメリット・デメリットがありますから、

現状のあなたが用意しやすいものを、

まずは選んでみましょう。

(1つの導線が構築できたら、いずれは、ほかの導線も用意していけばよいので。)

(✏目次に戻る)

今日のまとめ

いかがでしたか?

 

今回は、

集客やマーケティングにおいて、

とっても大事な内容でしたので、

かなりのボリュームを割いて、

お話させていただきました。

 

明日以降は、

1回1回のボリュームは、

もう少し小さくなります。

 

では、

今日の内容をまとめます。

 

まず、

「集客においてもっとも重要なこと」

を学びました。

 

それは、

「導線の設計」

でしたね。

 

導線が設計されていないと、

せっかくInstagramの投稿をがんばっても、

売上につながりません。

 

つづいて、

Instagramに向いた導線には、

どのようなものがあるか、

一緒に確認いたしました。

 

① ランディングページ

② LINE

③ DM

④ 電話

 

この4つです。

 

そして、最後に、

「今回の課題」

をお渡ししています。

 

明日は、いよいよ、

Instagram運用の核心である、

「コンセプト」

を決めるプロセスに入ります。

 

コンセプト決めは、

導線の設計と同じくらい、

あるいは、それ以上に重要であるため、

何回かにかけて学んでいきます。

 

コンセプトが決まっていなければ、

お客様から見ると、

あなたのInstagramや、

あなたのサロンが、

いったいどういうものか、

ひと目でわからず、

結果として、

なかなか興味を持ってもらえません。

 

興味を持ってもらえなければ、

投稿を見てもらうことも叶わず、

当然、

プロフィールも閲覧してもらえません。

 

そうなると、せっかく用意した導線も、

うまく機能しませんね。

 

もちろん、

ステップ・バイ・ステップで進めていきますから、

毎日の課題に取り組んでもらうことで、

気がつけば、

あなたのサロンならではのコンセプトが、

手に入っていることでしょう。

 

ぜひ、楽しみにしていてください!

 

では、本日はこれまで。

また明日、お会いしましょう。

 

課題もがんばってください!

(✏目次に戻る)