インスタ世界観を作る10日間チャレンジ DAY5 ~ あなたのサロンのコンセプトをつくるための
「解決策」を設定する~

こんにちは。

メンタル美顔・川本貴子です。

 

本日も、

「インスタ世界観を作る10日間チャレンジ」

の旅を続けたいと思います。

前回は、以下のようなお話をしました。

 

  • 差別化とは何か
  • 差別化ポイント

⇒ 前回はこちら

差別化ができていないと、

お客様に、あなたのサロンを選んでもらうことが、

できません。

 

そして、差別化を考えるときに、

お客様のお悩みの、

「原因」

を考えていくとよいことを

お伝えしました。

 

「原因」

をしっかり深掘りしていく。

 

なお、そのときに、3日目で書き出した、

「表の悩み」

に対する、

「原因」

と書き出していこうとお伝えしています。

 

書き出し、できましたでしょうか?

 

もし、まだ前回の課題が終わっていなければ、

ぜひ今回の課題とあわせてやっておいてください。

 

今回の内容では、

「裏の悩み」

を掘り下げていきます。

 

では、今回の内容を始めていきましょう♪

今回の内容(目次)

【ワークシート】

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⇓  ⇓  ⇓

インスタチャレンジDAY5

解決策を明らかにする

今回のテーマは、

「解決策」

です。

 

前回、

「解決策あなたの商品・サービス」

だとお伝えしました。

 

そして、この、

「解決策」

は、お客様の、

「お悩み」

を生み出している、

「原因」

を解決するものです。

 

このとき、

「原因」

が、あなた独自の視点で、

お客様にご指摘することで、

「差別化」

につながることもお伝えしました。

 

「解決策あなたの商品・サービス」

 

今回は、前回で明らかにした、

お客様の悩みごとを生んでいる、

「原因」

を、あなたの

「解決策」

が、

「どのように解決するのか」

について、明らかにしていきましょう。

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重要なのは「どのように」

解決策は、分解すると、

「何を」

「どのように」

解決するかでとらえることができます。

 

「何を」

の部分は、お客様の

「お悩み」

ですね。

 

これは、前回までに掘り下げました。

 

今回は、そのお悩みを、

「どのように」

解決するかを言語化していきます。

 

例を挙げてみます。

前回も取り上げた、私のサロンの例です。

 

お客様の

「お悩み」

が、

「お顔のたるみ」

だとしましょう。

 

私が提供している、

「解決策」「商品・サービス」

は、

「お顔と体の骨格矯正による、たるみ改善」

です。

 

この場合、

「原因」

は、

「骨格の歪み」

ですね。

 

そして、

「どのように」

サービスがその「お悩み」「原因」を解決するのか、

具体的なメカニズムは、こうです。

 

・骨格が歪むと、筋肉に余計な負担がかかる

・筋肉への余計な負担は、不自然な緊張を生む

・それがお顔まわりだと、首や肩の筋肉に起きる

・首や肩の筋肉の不自然な緊張により、顔の肌が引っ張られる

・その引っ張りの力は意外と強く、それがたるみを生んでしまう

・だから、まず首や肩の筋肉の不自然な緊張をほぐす(=リンパマッサージ)

・それでも改善されない場合は、骨格の歪みをなおす(=骨格矯正)

 

別の例でも見てみましょう。

 

「ダイエットがなかなかできない」

という、

「お悩み」

だとしましょう。

 

提供する、

「解決策」「商品・サービス」

は、

「怒りの感情と上手につきあって痩せるダイエットプログラム」

です。

 

この場合の、

「原因」

は、

「お客様が何かに対して『怒り』を感じているから」

ですね。

 

そして、

「どのように」

サービスがその「お悩み」「原因」を解決するのか、

具体的なメカニズムは、

このようになるかもしれません。

 

・ダイエットがなかなかうまくいかないのは、ついつい食べすぎてしまうから

・ついつい食べ過ぎるのは、日々の生活で過剰なストレスを感じているから

・日々の生活で過剰なストレスを感じるのは、他者に対して怒りを感じやすいから

・怒りを感じると、身体の防衛反応として、エネルギーを摂取しようとする

・だから、怒りをコントロールすることで、過剰摂食を防ぐ

・そのために、自身の怒りの感情と上手な付き合い方を身につける

 

ここでは、できる限り、

具体的に詳しく記述するようにしてみてください。

 

とはいえ、

ロジック(理屈)が、多少、おかしくてもかまいません。

お客様が、ある程度、納得できるような程度に、

筋が通っていれば、OKです。

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なぜ、「どのように」を明らかにするのか?

私たちがついやってしまいがちなこととして、

いきなり自分の技術や施術について、

お客様に説明してしまうことです。

 

けれども、技術や施術を伝えたからといって、

お客さまは自分の悩みが解決できるとは感じません。

 

同じような施術はたくさんありますから、

お客さまは何を基準に選んでいいか分からないからです。

 

たとえば、「小顔矯正」を例にしてみましょう。

 

A

「小顔矯正サロンです。

 骨格矯正でゆがみやずれを調整します。」

 

B

「(私の)小顔矯正は、骨格と筋膜といった”土台にアプローチ”するので、1回でも効果が分かり、また効果が持続するので長く小顔実感を感じられます。」

 

いかがでしょうか。

あなたはAとBでは、どちらに「行ってみたい」と思いますか?

おそらく、Bではないでしょうか。

 

ではここで、

Bについて詳しく見てみましょう。

 

Bには、

お客さまがサロンを選択する際に必要な、

大切な要素が2つ入っています。

 

1つ目の要素は、

なぜ、あなたの「小顔矯正」が、

お客さまの悩みを解決できるのかという

【その理由や根拠】

です。

 

そして、

2つ目の要素は、

お客さまがサービスを受けて手にする

【理想の未来】

です。

 

【理由や根拠】

【理想の未来】

 

この2つがはいっていることで、

あなたの商品・サービスは、

他店と差別化できた

あなただけの「解決策」になるんですね。

 

お客さまも選択の判断基準ができ、

選びやすくなります。

 

この、

【理由や根拠】

を言葉にするときに、

「どうやって」

を明らかにしておくことが、

役に立ちます。

 

そのため、

「どうやって」

をできる限り詳しく、

言葉にしておいてほしいんですね。

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「理想の未来」を考える

ところで、

【理想の未来】

はどのように考えればよいでしょうか。

 

ここで役に立つのは、

第3日目で取り扱った、

「裏の悩み」

です。

 

たとえば、

「なかなかダイエットができない」

という、

「表の悩み」

があるなら、同時に、

「意中の男性に自信をもって接することができない」

という

「裏の悩み」

があるかもしれません。

 

この、

「裏の悩み」

は、言い換えると、

「痩せてモテボディを手にいれたい」

という、

「理想の未来」

を表している可能性があります。

 

【理由と根拠】

【理想の未来】

を言葉にしている解決方法について、

もう少し例をあげてみてみましょう。

 

例1

 

「(私の)小顔矯正は、骨格と筋膜といった”土台にアプローチ”するので1回で効果が分かりやすくまた効果が持続する施術」

 

解決策:「小顔矯正」

理由:「骨格と筋膜といった土台にアプローチする」

理想の未来:「1回で効果が分かり、効果が続く」

 

例2

 

「(私の)小顔矯正は、”痛くなくソフトなタッチ”で行うので、リラックス効果が高く、体も心も楽になる施術」

 

解決策:「小顔矯正」

理由や根拠:「痛くなくソフトなタッチで行う」

理想の未来:「リラックス効果が高く、体も心も楽になる」

 

いかがでしょうか。

ご自身のサロンに対しても、

イメージがついたでしょうか。

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今回の課題

ということで、今回の課題です。

 

今回の課題はこちら。

「どのように解決するか書き出す」

 

3日目と4日目で書き出した、

【ターゲット】

【お悩み】

【原因】

と、

あなたの商品サービス(=解決策)を

つないでいきましょう。

 

「どのように」

をできるだけ詳しく、具体的に、

書き出してください。

 

ここで書き出したことが、

明日の、

「コンセプト決め」

に土台になります。

 

できたら、

1パターンだけでなく、

何通りかの、

「どうやって」

を書き出せると最高です。

 

人によっては、

これもなかなか大変な作業なことも、

あるでしょう。

 

でも、ぜひ頑張って乗り切ってください。

コンセプトまであと少しです!

 

そして、コンセプトが決まると、

世界観も作りやすくなります。

 

応援しています!

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今日のまとめ

いかがでしたか?

 

ここまで取り組んだことは、

いわば、

「ご自身のサロンの棚卸し」

です。

 

初めて取り組む場合は、

これまでとは違った視点で、

ご自身のサロンを見直せているのでは、

ないでしょうか。

 

人によっては、

「なぜ、自分がこのサロンをやっているのか」

を再発見するプロセスにもなるでしょう。

 

では、

今日の内容をまとめます。

 

まず、

「解決策を明らかにする」

ことについて学びました。

 

具体的には、

「どのようにが重要である」

と知りました。

 

また、

「なぜ、『どのように』を明らかにするのか」

その理由も学びました。

 

さらに、

「お客様の理想の未来」

と、

「裏の悩み」

の関係についても触れました。

 

そして、最後に、

「今回の課題」

をお渡ししています。

 

明日は、いよいよ、

今日まで書き出したことをまとめて、

「コンセプト」

として、

一つのセンテンスに表していきます。

 

ぜひ、楽しみにしていてください!

 

では、本日はこれまで。

また明日、お会いしましょう。

 

課題もがんばってください!

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